会社の成長を加速するのは営業力だけではない!~社内全体を戦闘集団にする方法~

現在とある研修に参加しているのですが、
そこで出た課題が、

「ビジョン、経営理念、経営計画を作ろう」

というものです。

お恥ずかしながら、
当社もこの3つを今まで作ったことはなかったです。

私は前職、大手不動産会社に勤めてたのですが、
その会社では当然3つとも存在し、
毎年の事業計画を各グループ会社が掲げ、
それを年度初めにグループ会社全社を
高輪プリンスホテルに集めて
各会社の社長が発表し、
全員で共有するぐらい重要でした。

そんな中で育った私としては、
代理店に入社して
ビジョン、理念、計画が無い事に、
戸惑いました。

以前に私が当社の社長に、
3つを作ろうと提案しましたが、

「うちのような家業に毛の生えた会社には必要ない」

と一蹴されました。

しかし、今参加している研修や、
お付き合いしているコンサルタント会社の社長から
ビジョン、経営理念、経営計画は絶対に作るべき
と言われます。

なぜか。

それは
経営者自身の生きる使命
をもう一度見直せるからです。
働く上での使命ではないです。

生きる上での使命です。

なぜ生きる上での使命なのでしょうか。

それは経営というものは、
自己実現のための一つの手段であるからです。

経営が目的ではなく、
自己実現の目的のために経営があるのです。

だから生きる上での使命を
もう一度定義し直し、
それを経営理念やビジョンに置き換えるのです。

しかし、これだけ書いてしまうと、

「社長の為の自己実現のために経営はあるの?」
「社員はそれに振り回されているだけなの?」

という疑問が浮かびます。

私はこう考えます。
それは
「社員も自己実現のための手段で仕事をしている」

社員も仕事が手段ではなく、
自己実現のための手段として
会社を利用してもらうべきです。

そして
社長の生きる上での使命を踏まえた、
経営理念、ビジョンを掲げることで、
そのビジョンに共鳴する社員が集まります。

結果として経営者、
社員かかわりなくお互いの自己実現の目的のために
今まで以上に仕事に取り組めます。

私が前職に勤めていた時は、
まさにこれが当てはまると思います。
会社の掲げる経営理念、ビジョン、
創業者の声を聴くことで、
幹部社員がそれを全社員に浸透させる。
社員もそれに共鳴して入社しているので、
それに向かいガムシャラに働く。

これが前職の会社は見事にハマり、
東証一部まで上場しました。

上場までなど考える必要はないですが、
社内を潤滑にまとめるために、
ご自身の心情の棚卸の気持でも、
生きる上での使命を今一度見直し、
そこから経営理念、ビジョン、経営計画を
まとめてみてはいかがでしょうか。

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