事務所スペース無料貸し出しで保険契約がとれる!? 損保代理店が見込客を生み出す秘策。

弊社FBIでは現在、事務所2階をセミナースペースとして無料開放しております。

「え?なんで無料なの?」
「無料にして何の得があるの?」

と思われるかもしれません。現に多くの方から質問されます。当然これには訳がございます。

その訳とは、FBIという会社でコミュニティーの輪を広げることです。

 


皆さんはこんな記憶はないでしょうか。

異業種交流会や他人に紹介される際、「保険代理店の○○です」と言って名刺を渡す瞬間、「あぁ保険代理店ですか・・・」と怪訝そうな顔をされたことは。
私は何度もあります。だから自分たちでコミュニティを広げることが大事だと感じておりました。

しかし、あまり露骨に交流会やセミナーをすると人はかえって逃げてしまいます。
そこで考えたのが、2階の空きスペースを無料開放することです。

場所さえあればセミナーや交流会を主催したいという方に無料で開放すれば需要あるのではないかと考えました。実際に始めたところ、やはり反響は大きいです。

例えば交流会を主催される方が利用されたときには、こちらも参加しても参加者から
「あ、この会社の方ですね」
「こんな場所提供して頂きありがとうございます」
と感謝されます。もちろん主催者にも感謝されます。

普段なかなか敬遠されがちな税理士の方にも「セミナー開催をしたいけれども事務所にスペースがないので貸してほしい」と言われました。

実際にやってみると、意識の高い出席者とも交流ができ、かつ保険に使えそうな興味深い内容をこちらはダダで学べます。

 


そして一番のメリットは、会社に人が気軽に来れる環境が作れるという事です。会社の名前を知ってもらうことも当然大事ですが、それだけでは親密度は低いです。
人は最初の一歩を怖がります。なので、会社の名前を知ったからと言って、困ったときに代理店に寄ってみようとは思いません。想像できない場所には行きたがらないのです。

しかし、交流会に参加したりセミナーに参加される方は、一度当社に入ってますので、保険の相談に入る時にも抵抗なく事務所に入れるのです。こんなに簡単に親密度が深くなる方法はございません。

「しかし勧誘セミナーや怪しい交流会などないの?」と思う方もいるかもしれません。そこも「無料」という事で解決するのです。
お金をもらってしまうとどうしても売り手と買い手の立場になってしまいます。そうすると人は買い手としての対価を要求します。

無料にしてしまえばその立場はなくなります。むしろ主導権はこちらにあります。借りたい人は事前にどのような内容を行うのか、こちら側が精査できます。勧誘目的ではないか、大きな音は出さないか、などの制約を設け、それに反する場合にはお断りします。
こちらも会社のイメージが悪くなることは絶対に避けたいので、イメージを悪化させることを禁止事項としてまとめ、それを承諾していただく方に貸し出します。

良い印象で多くの方と知り合える会社に来てもらうことで代理店に対する親密度が増す。この良循環が出来る仕組みを当社はセミナールームの無料開放で実現しました。

 


皆様の中には行いたくても出来ない物理的な制約などもあるかもしれません。しかし、発想を変えれば同じことをする事は可能です。

例えば、
「飲食店を経営されていて、昼夜は混むが、それ以外の時間が空いている。」
「開店したばかりでお客が来ない。」

そういった既存客に対して、セミナーや交流会を主催と考えている既存客や見込客に対して、その場を利用する段取りをするのも良いかもしれません。

保険代理店の強みはいろんな人とかかわりがあることです。その強みをうまく繋ぎ合わせて、より多くに人から感謝され、その繋ぎの輪を広げていってください。